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やけぼっくい

第7章 7

もう1度・・・



亮太が私を押し倒そうとした時、“プルルルル…”電話の音が鳴り響いた。

亮太「…はい?」

時計を見ると21:45分
宿泊料金に変わる前の連絡だったみたい。

次の日は月曜日
仕事もあるから帰ることにした。


彼の背中を眺めながらの帰り道も至福の時だ。私の家の近くのコンビニで止まる、バイク音が響くから彼なりの気遣い。

佳奈「今日はありがとう!また来週だね…。」
別れが近づくとどうしても淋しくなる。

亮太「そんな顔すんなよ」
バイクに寄りかかり、毎回の事ながら呆れ半部で笑う彼。


最後に軽くキスをして、バイバイした。

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