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culb Colors

第1章 【cast1】ミク



俺が真央に特別な感情を抱いていると自覚したのは、真央がcolorsに飲みに来るようになって二ヶ月くらい経った頃だ。




その日、星司が初回の付け回しで席を外れて、俺はヘルプとして真央と二人で飲んでいた。


俺はNo.4だけど、何人かの太客でNoを維持していたから、指名がない時間も多くて割りと真央卓のヘルプにつくことも多かった。


特に真央はガヤガヤ系が苦手だからcolors1癒し系(自称)の俺がちょうどよかった。



 

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