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第1章 【cast1】ミク



だけどその日は割りと店内が暇だったから、No.2のルイも真央の席にやってきた。


真央はルイと初対面。
そしてルイはcolors1のガヤガヤ男。


語尾に常に小さい『つ』がついている。



「こんにちわーッ!ご一緒していいですかーッ!」


「!!」


ルイの声のデカさに真央はあからさまにビクッとした。

「初めましてですよねッ!?いつもありがとうございますッ!」


「は、はい」


「ホント星司と仲良いよねーッ!俺いつも○★△×□▼×○~ッッッ!!?」


ルイがお得意のマシンガンをぶっぱなして、その様に真央は完全に圧倒されていた。


怯えた目で俺のほうをチラチラ見てくる真央がすごく可愛かった。


(小動物みたい…。)


それでもルイのマシンガンは止まらないから真央は一生懸命ルイに答えようとするけど、対応に困ってやっぱり俺を見て助けを求める。


(可愛い~!笑)


「ははは!お前人見知りしすぎ!」


俺が我慢できずに笑い出すと真央は目を丸くして何かを訴えるけど、それでも俺が笑い続けると肩をバシッと叩いた。

 

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