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君と僕の超短編集

第23章 23


ベッドに潜り込んで

耳をすました


翔ちゃんの気配を隣に感じたけど


寝たフリしてやるっ(`ε´)


嫉妬してます なんて恥ずかしくて言えないじゃん


「智くん… メリークリスマス 遅くなってごめんね… サンタからのクリスマスプレゼント」


枕元に何かを置いて翔ちゃんは出て行った


寝てない翔ちゃん…
お仕事頑張ってきた翔ちゃん…


箱を開けてみた


マリッジリング…


ごめんね…翔ちゃん…


心の狭いオイラで…

泣きながら翔ちゃんに飛び込んだ


「智くん… メリークリスマス! そして…結婚してください」

抱き締められた胸の中で


オイラは泣きながら頷くことしかできなかった


翔ちゃん


最高のクリスマスをありがとう


オイラ…


今…


最高にしあわせだよ

終わり

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