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君と僕の超短編集

第3章 3




鳥の囀ずりとカーテンの隙間から洩れる光で目が覚めた


目覚めの時


隣にある君の寝顔


そっと頬に触れてみる


微睡みの中で君は


フフッ って微笑む


ねぇ 君は幸せかな…

ぼくはね


泣きたくなるくらい
幸せだよ


君の声が聴きたくて

そっと瞼にキスをした


「…翔ちゃん…」


君の瞳に僕が映る


おはよう 智くん…


こんな朝


僕たちだけの幸せな朝



おわり



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