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Cream Puff

第2章 2

~ノンリアル。~

「しょーちゃんっ、待ってよ。」

「まーくん、歩くの遅いよ。」

優しく、ふわって微笑むまーくん。

…ほら、可愛い。

小学校に上がって初めてできた友達。

それがまーくん。

おとなしいボクと違って元気で明るいまーくんには友達がたくさんできてた。

潤くんに、智くん、その二人は新しい友達。

「かずなりせんせー、さよならーっ」

「はいはい、またね。」

まーくんの頭をポンポンする和也先生。

むっ…

あれ、ずるい。

ボクだってまーくんの頭触りたい…!

「まーくんっ」

「ん?」

こっちを見る綺麗なおめめ。

ドキッとしたのを隠して、頭に触れた。

「?どぉーしたのぉ?しょーちゃん?」

目をまんまるにしてボクを見つめるまーくん。

「あのねっ…ボク…!」

「しょうくん、お家着いたよ?」

って潤くん。

「…うん。」

しょんぼりとしているボクに潤くんが

「まーくんはあげないよ。」

って。

To be continue...

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