テキストサイズ

Cream Puff

第3章 3

~Smile.~

「相葉くんさぁ、」

画面の智くんが、画面の相葉くんを呼ぶ。

こんなことにも嫉妬する俺は、心が狭い。

その笑顔を誰に向けてる?

ニノ?

潤?

やっぱり…相葉くん?

若しくは、俺の知らない人?

…誰だろ。

「あれっ?翔くん、この前のしやがれー?」

「…おかえり。」

「わわっ、」

ぎゅっと抱きつくと、甘い匂いがした。

智くんの匂いだ。

…智くんがいるだけで、俺は笑顔になれるから。

end

ストーリーメニュー

TOPTOPへ