
Cream Puff
第3章 3
~お家デート。~
相葉くんの…家だ。
インターホンをならすと
「どちらさま?」
との声
多分相葉くんのお母さん。
「あ、あい…」
って、お母さんも相葉だった…
「ま、雅紀くんの、とっ友達の、二宮和也ですっ…!」
「あぁ、二宮さんね。いつも話してるよ。」
…ぅえ?
出てきたのは、目元がよく似た相葉くんの弟。
「兄貴、いつも話してるよ二宮さんのこと。俺と同じ年なんでしょ?仲良くしてね。」
はい…っていう前に、上がってって言われてドキドキしながら家へ踏み込む。
…ちょっと強引なとこ、相葉くんにそっくり…。
「兄貴~!二宮さん来たよ~!」
「ちょっ!まって!」
「あ、いばく…?」
俺の目の前にはシャワーを浴びていたのか、髪の毛がしっとりと濡れてる相葉くんの姿。
それより…。
その、上半身が…裸、で。
「…にのちゃん……?」
目、目がぁぁ!
目のやり場に困る……!
「っあ、ごめん!」
「ぁ、う、…平気」
大人しくリビングのソファーで待ってたけど、
男らしい胸板とか、割れた腹筋。
全部、思い出されちゃって。
かぁっと顔が熱くなる。
「っ!もう、」
「…にのちゃん…」
首元にかかる熱い吐息。
乾かしてきたのか、髪の毛からいい香りが漂う。
「…ね、にのちゃん…こっち向いて?」
ソファーに座っている俺を包み込むように相葉くんが抱き締める
「あいばくん…?」
「ね、我慢できない…」
そう言って俺の顎を掴んだ。
俺は捕らえられた鳥みたいだ。
いつもに増して雄の顔をしてる。
「…ね、にのいい…?」
初めての…キス
…しちゃう、んだ…
「ん、いい…よ、…んっ」
柔らかい唇が俺の唇に押し付けられた。
「はぁっ、にのの唇美味しい…」
なんて、またキスされた。
「ね、気付かない…?」
「え…?」
「俺、余裕なくなると…"ちゃん"消えるんだよね。気付かなかった?」
「あ…」
そういえば…
「部屋、いこう…?」
優しく、でも少し黒く笑う。
「…あ」
部屋につくと、ベッドに押し倒された。
「あ、いば、くん…?」
「にの…好きだよ。」
思考がとろとろになるまでキスされて。
「あーば、く、」
「っ…!もう!」
鼻孔を擽る大好きな人の匂いを感じながら降り注ぐキスを受け止めた。
end
相葉くんの…家だ。
インターホンをならすと
「どちらさま?」
との声
多分相葉くんのお母さん。
「あ、あい…」
って、お母さんも相葉だった…
「ま、雅紀くんの、とっ友達の、二宮和也ですっ…!」
「あぁ、二宮さんね。いつも話してるよ。」
…ぅえ?
出てきたのは、目元がよく似た相葉くんの弟。
「兄貴、いつも話してるよ二宮さんのこと。俺と同じ年なんでしょ?仲良くしてね。」
はい…っていう前に、上がってって言われてドキドキしながら家へ踏み込む。
…ちょっと強引なとこ、相葉くんにそっくり…。
「兄貴~!二宮さん来たよ~!」
「ちょっ!まって!」
「あ、いばく…?」
俺の目の前にはシャワーを浴びていたのか、髪の毛がしっとりと濡れてる相葉くんの姿。
それより…。
その、上半身が…裸、で。
「…にのちゃん……?」
目、目がぁぁ!
目のやり場に困る……!
「っあ、ごめん!」
「ぁ、う、…平気」
大人しくリビングのソファーで待ってたけど、
男らしい胸板とか、割れた腹筋。
全部、思い出されちゃって。
かぁっと顔が熱くなる。
「っ!もう、」
「…にのちゃん…」
首元にかかる熱い吐息。
乾かしてきたのか、髪の毛からいい香りが漂う。
「…ね、にのちゃん…こっち向いて?」
ソファーに座っている俺を包み込むように相葉くんが抱き締める
「あいばくん…?」
「ね、我慢できない…」
そう言って俺の顎を掴んだ。
俺は捕らえられた鳥みたいだ。
いつもに増して雄の顔をしてる。
「…ね、にのいい…?」
初めての…キス
…しちゃう、んだ…
「ん、いい…よ、…んっ」
柔らかい唇が俺の唇に押し付けられた。
「はぁっ、にのの唇美味しい…」
なんて、またキスされた。
「ね、気付かない…?」
「え…?」
「俺、余裕なくなると…"ちゃん"消えるんだよね。気付かなかった?」
「あ…」
そういえば…
「部屋、いこう…?」
優しく、でも少し黒く笑う。
「…あ」
部屋につくと、ベッドに押し倒された。
「あ、いば、くん…?」
「にの…好きだよ。」
思考がとろとろになるまでキスされて。
「あーば、く、」
「っ…!もう!」
鼻孔を擽る大好きな人の匂いを感じながら降り注ぐキスを受け止めた。
end
