
Cream Puff
第5章 にのあい ~我慢できない。~
「えー、いーじゃん。
相葉さんち心地いいしさぁ
準俺んちだよ。」
「ここは俺んちだし。」
「相葉さんちも俺んちも
一緒だっつーの。」
……コイツは…
二宮和也、というヤツは
俺の家に来てはいつも
無防備な姿を平気で晒す。
…その度、抑えが効かなくなる。
生理現象だから…
…ただの生理現象だから。
「くっ…ん、」
一人寂しく抜いたって
別に気持ちよくなんてない。
「相葉さん、俺も入っていー?」
「へ?…あ、ちょっ…」
まだ、シてる途中なのに…
「うわっ、泡だらけじゃん。
流してから風呂入れよ~」
「ごっごめん…」
きゃっきゃと泡を
流していくニノ。
…俺の気持ちも知らないで、
そんな格好して入ってくるとか。
ただの、
生殺しだ。
