
Cream Puff
第5章 にのあい ~我慢できない。~
「…ニノ、あの、」
「やっ、ちょ、滑る!」
泡で遊んでいたニノが
きゃーって言いながら
風呂に飛び込んできた。
どくんっ
って、大きな音をたてた。
やばい。
…やばい。
こんな姿見られたら、
…軽蔑されちゃう…
「ニノ、ごめん!」
「え?」
向き合っていた体をぐるんっと
反転させ、ニノの背中に
俺は抱きついた。
「えっ、ちょ、なんだよ~…
男二人でなにやってん…の?
え、やっ、だ。
相葉さ、…ん!?」
ニノの顔だけこっちに向かせて
無理矢理キスをした。
悪いのはニノ。
こんな格好して
入ってくるから。
悪いのは…誰?
「はぁっ…はぁ、」
「…やだ、やだよ…なに。
なんなのよ…おかしいよ…」
口調はいつもと
同じだけど顔が違う。
強張ってて、
俺から逃げようとする。
「やっ、やだ…」
「ニノが、いけないんだよ…」
背中を抱き締めたまま、
ニノ自身を手で包み込んだ。
「!?…そこは、ほんとに…っ
ねぇっ、怒るよ!?…やっ、」
「怒ったって、
ニノ、優しいじゃん…」
ニノの先端をくりゅっと
触れば声が大きくなる。
「くぁっ…ぁ、ふ、」
「…可愛いよ、ニノ。
ねえ、…好き。」
「ふぁ、ぁあ、」
向き合うように
ニノをこちらに向かせて
俺とニノを包み込むように
握って。
ニノの手を誘導させた。
小さくて柔らかい白い手。
その手で扱われると
もう爆ぜそうだった自身から
白濁が飛び出した。
