
Cream Puff
第6章 6
~櫻葉 関係。~
『今日も行くから。』
それだけの言葉。
…雅紀……。
「ただいまー」
「あ、おかえ──…」
「なに突っ立ってんの?準備できてんの?」
雅紀が舌打ちをする。
「どうせできてねぇんだろ。」
「ご、ごめん…。」
「つーかさぁ、前にも言ったじゃん?学習能力ねえんじゃねえの?」
「ごめん。でも──…」
「口答えするんだったらいいよ。俺もう帰るわ。なんか気分乗んねえわ。」
「ま、まっ…」
ぱたん…と音を立てて閉まるドア。
雅紀の背中が一瞬だけ見えた。
辛いのに、俺は…
今日もまた、雅紀が来るのを待っている。
end
『今日も行くから。』
それだけの言葉。
…雅紀……。
「ただいまー」
「あ、おかえ──…」
「なに突っ立ってんの?準備できてんの?」
雅紀が舌打ちをする。
「どうせできてねぇんだろ。」
「ご、ごめん…。」
「つーかさぁ、前にも言ったじゃん?学習能力ねえんじゃねえの?」
「ごめん。でも──…」
「口答えするんだったらいいよ。俺もう帰るわ。なんか気分乗んねえわ。」
「ま、まっ…」
ぱたん…と音を立てて閉まるドア。
雅紀の背中が一瞬だけ見えた。
辛いのに、俺は…
今日もまた、雅紀が来るのを待っている。
end
