魔王の恋愛事情
第3章 方言男子③
夕飯を食べても――――…
お風呂に入っても――――…
胸の温かさは消えない…
俺…熱でもあるのかな?
今日は、学校初日だったし…気が張ってたのは確かだし…
よし…早目に寝ちゃえ!!
「母さん、疲れてるみたいだから…早目に寝るね?」
「あら、そうなの?お休みなさい真央」
俺は、部屋に入り…ベッドに腰かけ…
そのまま…コロンと…横になる―――――――…
何だろう…この…気持ち…
俺は、ゆっくり目を閉じて…深い深呼吸をしてみる…
明日も彩羽に会える……
―――――早く明日に…ならないかな…