魔王の恋愛事情
第4章 方言男子④
「///や…わは、ドキドキ…するず―――――――…
わ…彩羽の胸でも…ドキドキすてまう…
いや―――――…彩羽の胸だがらだと…思うず…」
え―――――――…と…
「――――…ぇっと…どお言う意味?だ?」
真央は、更にうつむき……
体に力を込めて…俺をみる…
「彩羽の…着物姿…見でがら…
ドキドキがと…でっけぐなって…いぐんず…
もっと…見でぇ…もっどもっど…って――――――…最近ば…夢でも…彩羽の…着物姿どが…めんけ姿どが…見でまって……わ…変たになって―――――「おい、おい!落ち着け!意味が!」
「////わも、わがんね!!」
バン!!と、机を叩き立ち上がる真央に…一瞬怯んでしまう――――――…
「えっ…真央…何で…泣いてる?」
「///…わがんね…」
「真央―――――…?」
「わがんね!わがんね!わがんね〜〜〜〜〜〜!」
真央は、「解らない!」を連呼して…
生徒会室を飛び出して行った!!