テキストサイズ

魔王の恋愛事情

第7章 ロールキャベツ男子①



―――…




静かになる生徒会室…




「東口……さっきのはなんですか?」



国木田会長が…その沈黙を破る…



「ぷっぷぷ!!だって…国木田会長……困って無かったじゃないですか!うける!!」



俺は、国木田会長の顔を覗きこみ…ヒヒヒっと笑う…


「――――――…ま、実際…困ってなかったし…」



だよね〜っと…



俺は、そのまま…会長の顔に顔を寄せる―――――…


唇が…触れる…



その瞬間に…プイッと―――…


顔を背けられる…





相変わらず…普通は嫌いらしい…





ストーリーメニュー

TOPTOPへ