
おにごっこ学園
第24章 最終章【後編】
――知打静パート last
俺がメイドを探して地下の研究所へ向かうと、薄暗い研究所でメイドが鉄の下着姿で壁に拘束されていた。
メイドには巨大なノコギリの刃が迫っていた。
「静君っ!」
「ここで何をしている?父よ、俺のメイドに何をしている?」
俺は側に居た父を解いただした。
「なぁに、ネズミが入り込んでいたものでな。お仕置きをと。お前のメイドだったのか。しかしこの鉄の下着は脱げないものだな」
「やめろ」
「やめろ、だと、お前を“産み出した”父に何を言う?くくくっいい物を見せてやろう。お前の“母”だ」
そう言って明かりがつくと、
巨大な丸い機械が現れた……
