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おにごっこ学園

第24章 最終章【後編】

 
「静君っ!」
 
メイドは解放された。
俺はメイドを抱きしめてやると男に
 
「そこで死ぬまでオナニーし続けろ」
 
と命令して地下を出た。
 
――
 
「お前、やはり前にあったことあるだろ?」
 
俺はメイドに聞く。
 
「……うん」
 
そうか……やはり……
 
「昔、私と静君は友達だったんだよ。覚えてる?」
 
「……あぁ」
 
「昔の静君はもっと明るくて、もっといっぱい喋ってくれた。私達はいっぱい遊んだ。でもある時静君は女の子達に捕まって連れて行かれた」
 
「……」
 
「私は、静君が女の子達に裸にされて縛られておちんちんを握られたりオシッコをかけられたりしてるの知ってた。知ってて助けてあげられなかった」
 
「……」
 
「それから……静君は女の子と話さなくなった。そして誰とも話さなくなった。私とも、目も合わせてくれなくなった。ごめんね。本当に、ごめんね」
 
涙が出てくるのは、何故だろうか……
 

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