迷霧
第3章 3
「ああ、そうだ。これも何かの縁ですし、自己紹介をしませんか?」
昭さんの提案で、目的地に着くまでオレたちは簡単な自己紹介をすることにした。
「ではまず僕から。七里 昭(しちり しょう)、36
歳。この中ではたぶん僕が一番年上だよね。会社員やってます。趣味はドライブと釣りです」
ドライブが趣味ってことは、あのワンボックスカーは昭さんの車なんだな。
冷静に動ける大人がいて良かったかもしれない。頼りがいがありそうだ。
「うちは島田 朱里(しまだ あかり)、23歳。美容専門学校行きながらコンビニでバイトしてる。趣味は旅行かなぁ。あ、朱里ってよんでええよ~」
関西弁を話す陽気な朱里さん。
賑やかなのは朱里さんがテンション高いからか……。
昭さんの提案で、目的地に着くまでオレたちは簡単な自己紹介をすることにした。
「ではまず僕から。七里 昭(しちり しょう)、36
歳。この中ではたぶん僕が一番年上だよね。会社員やってます。趣味はドライブと釣りです」
ドライブが趣味ってことは、あのワンボックスカーは昭さんの車なんだな。
冷静に動ける大人がいて良かったかもしれない。頼りがいがありそうだ。
「うちは島田 朱里(しまだ あかり)、23歳。美容専門学校行きながらコンビニでバイトしてる。趣味は旅行かなぁ。あ、朱里ってよんでええよ~」
関西弁を話す陽気な朱里さん。
賑やかなのは朱里さんがテンション高いからか……。