妄想話
第3章 緑色さんがムカついたら
「あっちょっとヤバいかも…」と隣に座る雅紀の様子を伺っていると「櫻井さん、次タイトルコール撮ります」とスタッフに声をかけられ、我に返る。
今は、VSの収録中。
今回の対戦チームは最近、TVでの露出が多くなった芸人さんチーム。
その中に毒舌を売りにしているのか、やたら俺達に敵意のある絡み方をしてくる芸人さんがいる。
俺や二ノは、キャラを定着させたいのだろうとそれなりに突っ込み入れたりして無難にこなし、智くんはスルリとかわす。
松潤は、適度に応戦しながら目が怒ってた。でも、まだ笑顔が出てるから安心。
だけど、本気気味に怒った雰囲気を醸し出し始めたのが雅紀。
気分を変えさせようと声をかける。
「雅紀、次のタイトルコール一緒にやろう」
「え?いいよ。しょおちゃん一人でやれば。俺多分、次だから」
と感情の入っていない言い方で返され、あっけなく玉砕…。
このやり取りを見ていた智くんが雅紀に話かけた。
「相葉ちゃん、今の収録楽しい?」
「…うん、それなりにね…」
「そか。無理に笑顔作らないでいいからね」と智くんなりに、雅紀を気にかけている。
今は、VSの収録中。
今回の対戦チームは最近、TVでの露出が多くなった芸人さんチーム。
その中に毒舌を売りにしているのか、やたら俺達に敵意のある絡み方をしてくる芸人さんがいる。
俺や二ノは、キャラを定着させたいのだろうとそれなりに突っ込み入れたりして無難にこなし、智くんはスルリとかわす。
松潤は、適度に応戦しながら目が怒ってた。でも、まだ笑顔が出てるから安心。
だけど、本気気味に怒った雰囲気を醸し出し始めたのが雅紀。
気分を変えさせようと声をかける。
「雅紀、次のタイトルコール一緒にやろう」
「え?いいよ。しょおちゃん一人でやれば。俺多分、次だから」
と感情の入っていない言い方で返され、あっけなく玉砕…。
このやり取りを見ていた智くんが雅紀に話かけた。
「相葉ちゃん、今の収録楽しい?」
「…うん、それなりにね…」
「そか。無理に笑顔作らないでいいからね」と智くんなりに、雅紀を気にかけている。