大切な人へ ~second story~
第9章 長い夏休み
お盆にはお父さんのお墓参りにも行った
文化祭の選考は無事受かりました
塾の強化授業も毎日帰りが遅くなったけど終わった
気付いたらもう9月になってた
私は渉くんのメールをもらった時しか
彼を見に行くことはなくなっていた
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今日は詩織の彼氏さんと初めて会える!
じゃましたくないからランチだけ一緒に食べる事に
「初めまして西條です。
美優さんの話しよく詩織から聞いてました」
『初めまして!詩織には仲良くしてもらってます!
2人の時間じゃましちゃってごめんなさい』
ちょっとの間2人でいやいやと謙遜し合ってた
詩織の言ってた通りの人だった
優しそうで心も体も大きい人って感じ!
『離れてて寂しくないですか?
詩織は綺麗だけど浮気の心配はないから安心してね』
「それは心配してないよ 笑
連絡もよくとってるしそこまで寂しくないかもね?」
2人は目線を合わせて ね?って言ってる
この感じで仲が良いってすぐわかる いいなぁ
『2人の付き合うきっかけとか聞いたら...
怒られますか?幸せをわけてほしいな~』
そしたら意外にも
詩織が話してくれたの