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LIFE

第2章 サヨナラのあとで 〜瞳〜

点滴に繋がれた腕。

すやすや眠ってる顔。

泣きそうになった。

「睡眠不足、栄養不足…

お前と一緒だよ。まったく。」

苦笑いの潤くん。

相葉くんのそばへ行って、ただただ顔を見つめる。

潤くんに肩をポンポンされて翔ちゃんがマネにコーヒーでも飲もうと声をかけてみんなで部屋から出て行く。

ふたりにしてくれたことに感謝して相葉くんの手を握ってひざまずいた。

いつぶり?

相葉くんの手を握って…

すーっと落ち着いていく。

相葉くんのお見舞いに来てるのに、

俺が癒されていた。



少し頬に触れて、

髪を梳いて。

いつまでもそうしていた。

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