LIFE
第30章 ぼくのたからもの〜小さな部屋〜
まーくんちには行かないで頑張ってる俺のもとへ、まーくんが来る。
まあまあな頻度でやってくる。
俺の努力はなんにもならない。
って、言ってもしょうがない。
会えなくて辛いのと、会いに来てくれて嬉しいのとで時々訳がわからなくなるけど。
いつも一緒にいたんだ。
嬉しいよ、やっぱり。
俺の部屋に来るのはいつものまーくん。
俺の気持ちも我慢も知らないんだから当たり前。
あー、今日も可愛い。
顔を見れて嬉しいし元気になる。
それでいい。
そうなるんだ、いっつも。
俺の大好きな。
その笑顔のままで。
まーくんが今日も俺のそばで笑ってる。
まーくんといると、くだらない話に笑い転げて、ちょっと寂しかったのも忘れてほんわかするんだ。
もだもだした気持ちも、どっか行っちゃう。