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第8章 純化からの挑戦状

 のたまんは実際に画面前に立ち、後ろ向きに5歩下がって左に向いた。


「うわっ!!」


「あら、ホント!!」


 ピイコとホルモン王子の二人は驚いた。のたまんの目前には壁の数字が。


「ねっ! 言った通りでしょ!」


 のたまんは右手でピースを差し出した。


「こんなこと、よく思い付くなぁ……のたまんさん、スゴイよ……」と、ホルモン王子は目を丸くして感心した。


「さあ、後はこの数字の解読ですね!!」



   41268



 三人は壁に書かれた赤い数字の前に立つ。


 いろいろ考えてたどり着いた答えは、三人共に一致した。



「よい風呂屋(41268)」



「……私、違うと思う」と、のたまんがポツリと溢す。


「こう言うことだけは一致するんだね」


 ホルモン王子も、さっきまで丸かった目が、点になっていた。



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