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第8章 純化からの挑戦状

「なんだこれ?」


 ホルモン王子は、数字問題は苦手だった。


「とりあえず、これを考えましょっ!!」と、ピイコが画面真正面を陣取る。


 三人は画面を凝視し、いろいろと考えては見るが、まったく意味が解らない。


「下の文章に関係する数字が、いくつかあるってこと?」と、のたまんは頭を捻る。


「問題の意味からしてそうなるわよね……どう思うホルモン王子……王将」


「いや、なんで言い換えるんですか……王子です! 自分で言うのも恥ずかしいけど……あぁ、なんでこんな名前に……」と、頭を掻きむしりながら言いかけたその時だった。


 ホルモン王子の動きが止まった。


 そして、何かに気が付いたのか、ホルモン王子が驚くべき発言をした。


「まてよ……8、25、18かな?」


「え? なによ、あんた解るの?」


 ピイコは怪訝そうに言った。


「そうか!! つまり、例題を作るなら、死んだ後に行く所は派手な音楽好きな資産家だと、20、9、54、12みたいな答えになるんだ」


「え? え? なに? なんでそうなるの?」



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