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第9章 激進!!

『残念でしたぁ〜。ブッブゥ〜〜』


 純化が両手でバツの字を組んで見せた。


「うそだろ?」


 ホルモン王子は納得いかない。ふつふつと怒りが沸いてくる。


「おい!! てめえ、嫌がらせもいい加減にしろよ!! この答え、どう違うってんだよ!!」


『違うものは違うの。あなた方、ダミーの答えに騙されたってことよ』


「ダミーだぁ?」


『本当の答えとは別に用意した偽物の答え。本当の答えを導き出せなければここからは出られないわ。最後のはそんな簡単な答えじゃない。もう一度チャンス上げる。あなた方が探し出したヒントを全部見直して答えを出してみなさい』


「ちょっと待てよ……だってヒントはあのライオンじゃないのかよ……」


『プツン……ツーツー』


 純化は電話を切った。それと同時に画面には問題が映し出された。


 ホルモン王子は受話器を戻すと浴室に向かった。


 ピイコとのたまんも後から入る。



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