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第13章 るかと桃太郎

「え、どういうこと?」


 松は意味がわからず聞き返した。


 桃太郎は言いずらそうに口をモゴモゴとさせたが、息を大きく吸って思いきって言った。


「まりんさんと、何処までいったんだって!!」


「あぁ……あの、ちゅう……」


「チュ……チューしたのかぁっ!」


 松は厨房まで行ったと言いたかった。


 桃太郎は座ったまま項垂れてしまった。










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