テキストサイズ

BOXルーム

第17章 オフ会

 パッとすべての電気が消えた。


 しばらくすると、スポットライトに照らされ、アイマスクで目隠しをされ両手を後ろに縛られた女性が、姿を現した。


 純華だ。


 何かを見つけたような仕草で、ももっちが純華に近寄った。


「待って、助けてあげる」


 そう言うと、ももっちは純華のアイマスクを外した


「えっ!? ここは?」


「よかった、一人じゃなかったんだ……待って、腕もほどいてあげる」


 ももっちは純華の腕もほどいた。


 すべて自由になった純華がももっちに言った。


「ここは……ここはどこなんでしょう?」


「わからない。どうやら……こんな所に私達は閉じ込められたようです」


「えええ〜こんな所にぃ〜」


 純華はなぜか棒読みだった。


 もう一方にスポットライトがあたる。


 すると、真綾が現れた。


「お二人とも、目をが覚まさ覚めましたか?」


 噛んだ。


「え! なに!?」


 ももっちは真綾の方を見る。



ストーリーメニュー

TOPTOPへ