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第17章 オフ会

 ルキアはきょとんとする。


「私で……いいの?」


「ぜひ、あなたとマイFになりたい。申請するから……お願いします」


 まりんが頭を下げた。


 ルキアはボォーッとまりんを眺めていたが、ふぅ〜っと息を吐くと笑顔を見せた。


「いま、パソコンも携帯も無いから、後からでいい?」


「もちろん! 待ってるから」


 まりんの表情はルキアを包みこんだ。


 今まで、まりんは本当に後悔をしていた。一人の女性に対して目を塞ぎたくなるような酷い仕打ちを与え、心に大きな傷を与えたことが……。


 彼女にとってもトラウマだった。


 自分を裸のまま部屋に放置したことでカッとはなったが、そのきっかけを作ったのは自分なんだ。


 本気で復讐をしにきた。彼女をそんな鬼に変えてしまったのは自分なんだ。



 本当にごめんなさい



 これが本心だった。




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