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第17章 オフ会

「いいわよ!!」


 ルキアはあっさりと引き受けた。


「その代わりに私も出してね。劇団の名前はなんて言うの?」


「はい『劇団まつぼっくり』と言います。よろしくお願いいたします。ありがとうございました!」


 ももっちは深く頭を下げた。


「楽しいですね。キャッツみたいなこと、私達でやりましょ」


 ルキアはかなり乗り気だった。


 ホルモン王子が、ルキアに近寄って手をパチンと鳴らして言った。


「はい! 催眠術が解けた! ねぇ、ルキアさん。みんなと一緒に楽しみましょ!! 仲間じゃないですか!!」


「――はい!」


 ルキアは少しはにかみながら、ホルモン王子に笑顔で返した。



 時間の許す限り、このオフ会は続いた。








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