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角川学園-School Days-

第7章 不良襲撃編~南の謎~

「それが、今日は現れなかったんだ」

「多分、昨日の放課後に現れたので最後だと思う」

「そっか~」

「なら、もう安全じゃねえか?」

俊樹君の言うとおり、もう大丈夫だろうと思った。

「今日の放課後は、大丈夫かな?」

俊樹君は空手部、数多君は従兄と用事、南君は演劇部。

僕だけ用事ないんだよね。

「今日、登校してる時も現れなかったし、多分もう大丈夫かと」

南君は、大丈夫って言うけど何となく心配の気持ちもある。

「郁は、今日どうすんだー?」

「僕は、天王寺のアメニイトに寄ってから帰るよ」

今日は、BL漫画とBL小説の新刊の発売日だから。

-南視点-

「……。」

僕は、スマホを取り出してEメールメニューを開く。

「……。」

文章を打ち終わり、宛先へメールを送信した。

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