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角川学園-School Days-

第7章 不良襲撃編~南の謎~

◇道中◇

「きみと初めて出逢った あの日から始まった ぼくたちの物語~♪」

学校を出た僕は、ソングボーイズのFirst Songを口ずさみながら、駅に向かって歩いている。

「おい!」

「え?」

後ろを振り向くと、この前の不良5人組が立っていた。

「お前、高山と一緒に居た奴だよな?」

「そうだけど…。」

後ずさりながら答える。

「今日、アイツは?」

「部活だよ…。
それに、高山じゃなくて江戸川だよ…。

いったい、何回人違いするんだよ…。

「お前、アイツの事を何も知らないんだな」

「?」

「アイツは―――――」

「おい、やべえぞ!」

不良1が何か言おうとした時、不良2が僕の後方を見ながら何か焦っている。

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