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角川学園-School Days-

第7章 不良襲撃編~南の謎~

管轄内の場所を、パトロールしてただけか。

「あの、ちょっとお聞きしたい事があるんですけど…。」

僕は、さっき不良1から言われた事を、警官2人に聞いてみる事にした。

「「……。」」

質問後、警官2人は無言で困った表情で、お互いの顔を見合う。

「あの、南君は―――――」

「悪いけど、その質問には答えられない」

「その先は、きみが踏み込んではいけないエリアだ」

困った表情から、真剣な表情になる警官2人。

「えっと、あの…。」

「だけど頼む
その件については、他言無用でお願いしたい」

「それと、本人にも直接聞かないでもらいたい」

警官2人は、頭を下げながら僕にお願いをする。

「……わかりました」

誰にだって知られたくない事や、聞かれたくない事ってある。

その気持ちは、とてもよくわかる。

だから、この件については何も聞かない事にした。

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