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角川学園-School Days-

第7章 不良襲撃編~南の謎~

『今度は、俺達が月見との約束を守る番だ』

「はい」

月見さん、あなたとの約束は僕達が必ず守ります…。

『要件は以上だ』

そう言って、睦月さんからの通話が切れた。

◇日本橋アパートの敷地◇

-数多視点-

「はあ!」

「ふッ」

俺の目突き(ビルジー)を避ける研磨兄ちゃん。

「「はああッ!!」」

俺の上段回し蹴りと、研磨兄ちゃんの上段回し蹴りがぶつける。

「くッ」

俺は、足を引っ込めて後ろに下がる。

「数多、まだまだだな」

「研磨兄ちゃんが強過ぎるんだよ」

放課後、俺は日本橋のアパートの敷地内で今日も、研磨兄ちゃんに稽古をつけてもらっていた。

今日は、研磨兄ちゃんと恋人さん2人揃って、シフトが休みなんだ。

恋人さんは、今は夕飯の買い物に出かけている。

「ただいま~」

あっ、帰って来た。

「おかえり~」

「お帰りなさい










歩さん」

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