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角川学園-School Days-

第8章 4年前の真相編~対面~

「あはは、もうすぐ…僕は、出血多量で死ぬ…だけど、アンタも道連れだあぁあああああッ!!」

真は、叫びながら包丁を俺に向けて突進して来る。

避けようとしたけど、右腕に痛みが走って一瞬動きを止めてしまう。

「死ねえええええッ!!」

「がはッ…。」

俺も歩同様に、お腹に包丁が刺さってその場に倒れる。

「あははははは、アハハハハハハハハハハ!!」

真は、俺が倒れたのを見て狂ったように高笑いをする。

「はははははははははは、ハハハハハハハハハハ、もう終わりだ!!
兄さんを刺して、研磨さんも刺した、僕ももうすぐ死ぬ、あはははははハハハハハ!!」

俺は、その高笑いを最後に意識を失った。

~現在~

◇日本橋アパート2階・210号室◇

-研磨視点-

「はッ……なんだ、夢か…。」

まだ、夜中か…。

「zzZZZ」

横では、同居してる恋人の日向歩(ひなたあゆむ)が寝ている。

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