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角川学園-School Days-

第8章 4年前の真相編~対面~

「あとは、せっかく事件から4年も経って落ち着いて忘れてる頃なのに、ヘタに警察に事情聴取とかで身元バレしたら嫌ですもんね」

「ははは、郁の言うとおりだ(笑)
郁って推理力もあるんじゃね」

僕達は、研磨さんと歩さんが住むアパートの部屋の中に入る。

◇日本橋アパート2階・210号室◇

-俊樹視点-

「研磨君達、お帰りなさい」

「歩、ただいま」

この人が、日向歩さんか。

「さっき、女の人の悲鳴とか救急車とかパトカーの音したけど…。」

「あぁ、通り魔だけど俺達が撃退した」

「ははは、流石だね!」

ふと、歩さんと目が合う。

「えっと、その子は?」

「コイツは、数多と郁と同じクラスの友達だ」

俺は、歩さんにお辞儀をする。

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