テキストサイズ

角川学園-School Days-

第8章 4年前の真相編~対面~

「で、初めて歩の家へ行く途中に真と出会ったんだ」

「僕が絡まれてると思った真が、研磨君に空手で襲いかかったんだよ」

2人の実力が互角で、誤解が解けて仲良くなった事。

真さんも腐男子だった事。

真さんがブラコンって事も、教えてもらったけどそれは知ってた。

ある日、不満が爆発したクラスメート達から罵声の嵐が起き、歩さんのおかげで助かった事。

2人が付き合い始めた事。

腐男子友達が2人も出来て、歩さんは一部のクラスメート達と決別した事。

1ヶ月が経ち、元ヤンとなった研磨さんが、一部のクラスメート達とも打ち解けた事。

ある日、2人でカラオケに行った事。

「暗い部屋で歌ってるうちに、変な雰囲気になってキスし始めちゃったんだ」

「それを、空手道場の仲間達とたまたまカラオケに来てた、真に見られたんだよ…。」

2人は、真剣な表情で俺を見る。

「それが、あの4年前の事件への引き金になったんだ」

「弟の真が起こしたあの事件に」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ