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◇日本橋アパート２階・２１０号室◇

－歩視点－

「僕は、真に研磨君の事で問い詰められ、１人の男として愛してると気持ちを伝えられた…。」

「そして、真は実の兄である歩をレイプしたんだ…。」

「えっ！？」

俊樹君は、信じられないような表情をする。

まぁ、無理もないか…。

「真に憧れてる俊樹君に悪いけど、本当の事なんだよ…。」

「ッ…。」

ショックを受ける俊樹君。

「レイプ後、真は部屋を出て僕は１人になった…。」

～歩の回想・４年前～

◇日向家２階・歩の部屋◇

「うぅぅっ、なんで…なんでこんなことに…。」

今から、どうしよう…。

急いで着替えて、下へ降りても真に捕まってしまうだろうし…。

とりあえず、衣類を着て立ち上がる。

「あっ…。」

その時、机の上に置いてたスマホのバイブが鳴る。

「研磨君…。」

研磨君からの通話だった。