テキストサイズ

角川学園-School Days-

第11章 一泊移住編~2人の時間~

「気にすんなよー
俺と郁の仲じゃん!」

ニカッと笑顔で言う俊樹君。

-俊樹視点-

「あと、着替えと体洗うのも大変だろうし、部屋風呂は一緒に入ろうぜ!
着替えと体洗うの手伝うぞー」

「えっ、でもそこまでしてもらうのは…。」

俺の提案に戸惑う郁。

流石に、これは2人で風呂と体洗いの手伝いは駄目か。

「男同士で気にする必要ないし、郁も捻挫でいろいろと不便だろー?」

「……じゃあ、お願いしようかな」

「おう、任せろ!」

まさか、OKしてくれるとは思ってなかったから、OKしてくれて嬉しい。

-郁視点-

夕陽君と一緒に風呂に入ったり、よくお互いの体を洗いっこしてるから、特に抵抗はなかった。

そう思った時、部屋のドアがノックされる。

「俺が出るよ」

俊樹君がドアを開けると、数多君が立っていた。

「数多君、どうしたの?」

俊樹君の隣まで行き、数多君に話しかける。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ