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角川学園-School Days-

第11章 一泊移住編~2人の時間~

「入浴時間になったら、一緒に温泉入りに行かねえか?」

「せっかくの誘いで悪いんだけど、同じ学校の人達が多い中で全裸を晒すのは嫌なんだ…。」

「俺も、静かな場所でのんびり浸かりたいから、せっかく誘ってくれたのにゴメンなー」

僕と俊樹君は、数多君の誘いを断る。

「そっか~
大勢の場所で、自分の全裸を晒したくないって言われて、南にも断られたんだよな」

南君も、数多君の誘いを断ってたのか。

「んじゃあ、他の友達誘って温泉に入るとするわ~」

「うん、ゴメンね」

「わりぃなー」

数多君が立ち去ったあと、ドアを閉めて僕と俊樹君は、入浴時間になるまで喋って時間を潰す事にした。

そして、入浴時間がやってくる。

「郁、入ろうぜー♪」

「うん」

俊樹君に代わりに鞄を開けてもらい、自分で着替えを取り出した僕は俊樹君と一緒に、部屋の脱衣室へ向かう。

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