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角川学園-School Days-

第12章 一泊移住編~郁と俊樹の秘密事~

◇長野旅館3階・324号室◇

「今日は、楽しかったなー♪」

「うん」

僕と俊樹君は、数多君と南君と一緒に、僕達の部屋で自由時間を過ごす事にした。

「そうだ!
4人で、記念撮影しようよ」

「それ良いかも」

数多君の提案に賛同する南君。

「んじゃあ、自撮り棒出すからちょっと待ってろよー」

「俊樹君、自撮り棒持って来てたんだね」

鞄の中から、自撮り棒を取り出した俊樹君は、自分のスマホを装着する。

「先ずは、俺のからなー♪」

僕達3人は、俊樹君のそばに集まって4人で写る。

その後も、僕と数多君と南君のスマホを順番に装着して、同じく4人で写す。

「研磨兄ちゃんと、歩さんに送ろうっと」

「僕は、夕陽君に送る」

僕と数多君は、それぞれ相手に画像を送った。

すると同時に、部屋のドアがノックされる。

「はいはーい」

俊樹君が、ドアを開ける。

「松岡先生」

ノックの主は、担任の松岡先生だった。

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