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角川学園-School Days-

第12章 一泊移住編~郁と俊樹の秘密事~

「それでさ、お願いした事ってのは…。」

まあ、駄目だったら冗談って誤魔化せば良いか…。

「可能性は低いけど
もし、その相手と付き合う事が出来て初めてエッチする時のために、練習や勉強をしときたいんだ…。」

郁は、OKしてくれるだろうか?

「男同士だし、女とするのは感覚が少し違うだろうし、失敗はしたくないから…。」

「良いよ」

「え?」

郁の一言に一瞬驚く。

「要するに、本命の恋人が出来て初エッチする時のために、僕に練習相手になってもらいたいんでしょ?」

「そうだけど、良いのか?
男同士だぞ?
腐男子とゲイは違うんだぞ?」

「わかってるよ
その代わり、キスと挿入以外でなら」

「郁ー!」

俺は、郁を抱き締める。

「郁、ありがとう!
お前が親友で良かったぞー!」

「大げさだな~」

-郁視点-

俊樹君には、いつも助けてもらってるし、高校で初めて出来た友達だから。

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