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角川学園-School Days-

第13章 恋のライバル編~宣戦布告~

「…っ///」

僕は、恥ずかしがる郁君をお姫様抱っこをして、部屋を出て階段を下りて浴室へ向かう。

2人で身体を洗い、身体を拭いて部屋に戻って着替える。

-郁視点-

「郁君、明日は日本橋で遊ぼうよ♪」

「良いけど、ちゃんと変装して来てね」

「もちろんだよ~♪」

夕陽君は、僕に抱きつくとそのままベッドへ押し倒す。

「郁君、郁君、郁君♪」

犬のように、僕にじゃれつく夕陽君。

「あぁ~、郁君の匂い♪」

続けて、服の上から匂いを嗅ぎ始める夕陽君を見て、僕は夕陽君の頭を撫でる。

「ははは(笑)
夕陽君って、やっぱり動物で例えたら大型犬だね」

「ワン♪」

犬の鳴き声のマネをする夕陽君に対し、僕は微笑しながらまた頭を撫でた。

それから、1時間後ぐらい経ってお母さんが帰って来て、3人で少し話したあと夕陽君を駅まで送った。

そして、翌日の学校の放課後が訪れる。

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