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角川学園-School Days-

第13章 恋のライバル編~宣戦布告~

「有…夕陽と郁の関係は知ってたけど、俊樹とも知り合いだったのか?」

「郁君の紹介で、今さっき友達になったんです♪」

研磨さんの質問に、笑顔で答える夕陽君。

その後、1階を見て回った僕達は2階へ向かう。

◇アメニイト日本橋店2階◇

「おぉ~!
奏太のグッズが増えてる♪」

2階へ行き、ソングボーイズのコーナーで立ち止まる。

「ボールペン、腕輪、下敷き、ミラーバッジ、折りたたみ式の手鏡っと」

「奏太の新しいグッズ、全部買ってくれるんだ♪
郁君、ありがとう!」

後ろから、僕を抱きしめて僕の頭を顎でグリグリする夕陽君。

「夕陽君、公共の場だから駄目だよ」

「ゴメン、つい♪」

抱きつくのをやめる夕陽君。

「……夕陽って、何だか人懐っこい大型犬みたいだなー♪」

「そうそう、夕陽君って大型犬だよね~」

僕は、俊樹君の言葉に同意する。

レジで会計後、僕達はアメニイトを出た。

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