
角川学園-School Days-
第13章 恋のライバル編~宣戦布告~
◇日本橋・アメニイト日本橋店の前◇
「お客様、お待ち下さい!!」
「「「?」」」
アメニイトを出て少し歩くと、アメニイトの方から大声が聞こえたので振り返る。
「おい、あれって」
「万引き…?」
「箱の中身は、フィギュア2つかな?」
フィギュアが入ってる2つの箱を抱え、こっちに向かって走ってるガタイの良い男性と、アメニイトの男性スタッフが追いかけていた。
「こっちに来るよ」
「どうしよう」
「俺に任せろ」
俊樹君は、そう言って10歩くらい前へ進む。
「邪魔だ、どけえぇえええええ!!」
勢い良く、俊樹君に向かって突っ込んで来る万引き犯の男性。
「ふッ」
俊樹君は、万引き犯の男性の足を引っ掛ける。
「うわっ!?」
男性は、抱えていたフィギュアが入った2つの箱を離す。
「よっと」
「危ない危ない」
地面に落ちる前に、僕と夕陽君はそれぞれ箱をキャッチした。
「お客様、お待ち下さい!!」
「「「?」」」
アメニイトを出て少し歩くと、アメニイトの方から大声が聞こえたので振り返る。
「おい、あれって」
「万引き…?」
「箱の中身は、フィギュア2つかな?」
フィギュアが入ってる2つの箱を抱え、こっちに向かって走ってるガタイの良い男性と、アメニイトの男性スタッフが追いかけていた。
「こっちに来るよ」
「どうしよう」
「俺に任せろ」
俊樹君は、そう言って10歩くらい前へ進む。
「邪魔だ、どけえぇえええええ!!」
勢い良く、俊樹君に向かって突っ込んで来る万引き犯の男性。
「ふッ」
俊樹君は、万引き犯の男性の足を引っ掛ける。
「うわっ!?」
男性は、抱えていたフィギュアが入った2つの箱を離す。
「よっと」
「危ない危ない」
地面に落ちる前に、僕と夕陽君はそれぞれ箱をキャッチした。
