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角川学園-School Days-

第13章 恋のライバル編~宣戦布告~

「クソォ、何しやがんだ!!」

男性は立ち上がり、怒りを露にして俊樹君に殴りかかる。

「はッ」

「うぐぅッ」

男性の拳を捌き、鳩尾を食らわせる俊樹君。

そして、そのまま数歩だけ近付く。

「せいあッ」

「ぐあッ」

俊樹君の回し蹴りが、男性の頭にヒットしてよろめく男性。

「このガキィッ!!」

男性が再び、俊樹君に襲いかかろうとする。

「お客様、暴行罪及び窃盗罪で訴えますよ」

「あぁ…ぐあッ!?」

すると、いつの間にか男性の後ろにいた研磨さんが、飛び付いて男性の脇の下に脚を上げる。

研磨さんは、そのまま頭を上げて逆の脚を腕の外側から首に引っ掛け、素早く男性を倒す。

「飛び付き腕十字…?」

「研磨さん、相変わらず凄いや!」

「研磨さんのジークンドー、初めて見たよ…。」

「いででっ、いでででででっ!」

男性は、研磨さんに十字で固められて苦痛の叫びを上げる。

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