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角川学園-School Days-

第13章 恋のライバル編~宣戦布告~

「「だから、結果がどうであれ」」

「郁が俺を選ぼうが」

「郁君が僕を選んでも」

「「恨みっこはなしで!」」

俺と夕陽は、握手を交わし合う。

「「お前(きみ)には負けないぞ(よ)」」

俺達は、手を離す。

「まあ、郁もゲイだったらの話だけどな♪」

「郁君がノンケで、女性が好きだったら2人共失恋だよね!」

「その時は、2人で慰め合おうぜ!」

「うん、そして郁君の恋も応援しよう!」

俺と夕陽の、友情が深まった瞬間だった。

それから数分後、郁がトイレから戻って来た。

◇玉座の王将の前◇

-郁視点-

「俊樹君、またね」

「俊樹君、今日は会えて嬉しかったよ」

会計を済ませて外に出て、そろそろ帰る事にした。

「俺も、夕陽と会えて嬉しかったぞー♪
郁、また学校でなー♪」

僕と夕陽君は、俊樹君と別れてJR難波駅まで歩き、夕陽君と改札で別れて僕は家に帰った。

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