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角川学園-School Days-

第13章 恋のライバル編~宣戦布告~

「どう?って、郁君は僕にとって本当の兄弟だと思ってるし、幼馴染で親友で大好きだよ」

「それは、LOVEじゃなくてLIKEの方なのかー?」

……俊樹君って、もしかして郁君の事を…。

「ううん、LOVEの方だよ
郁君の事は、友情の意味でも大好きだし、恋愛の意味でも大好きだよ」

「そうかー…。」

-俊樹視点-

何となく、夕陽の気持ちはわかっていた。

夕陽の郁に対する接し方やスキンシップ、目を見てたら郁の事が恋愛の意味で好きって事が…。

「俊樹君も、そうなんでしょ?」

「……あぁ、俺も郁の事が大好きだぞー」

お互いに、お見通しってわけか。

「俊樹君、僕ね
郁君の親友である、きみとも仲の良い友人でいたいと思ってるんだ」

「俺もだぞ
夕陽とも、仲の良い友人でいたいと思ってるよ」

郁の幼馴染で親友の夕陽と、仲良しでいたいって気持ちは本当だ。

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