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「有理は、自分の心配してろよな
恋のライバルが現れたんだからさ～」

「勝てる見込みはあるのか？」

「正直、手強い相手だよ～」

俊樹君は、そう簡単に勝てる相手じゃないのは、一昨日会ってわかった。

「もし、相手に郁君を取られたらどうするの？」

「そん時は、２人を祝福するよ
郁君の親友とも仲良しでいたいし、その相手とも恨みっこなしって約束したしね♪」

「有理、一応言っとくけどね」

筑紫君の質問に答える僕に、マネージャーが口を開く。

「恋愛トラブルは、決して起こさないようにね」

「わかってますよ
僕と郁君と、その相手ならトラブルは決して起きません」

「余計な心配だったね
あっ、もうすぐ着くよ」

アメニイト日本橋店の付近にある、駐車場に車を止めて僕達は、アメニイト日本橋店の裏口から中へ入った。