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角川学園-School Days-

第14章 恋のライバル編~悲痛のサプライズ~

「それでは、続いては」

翔君は、3枚目のクジを引く。

「80番の椅子に座ってる方、筑紫の直筆サイン入りブロマイドです」

「うっしゃあああああ!!」

「おお~、元気の良いおじさんだね~♪」

嬉しさのあまり、椅子から立ちがって叫ぶおじさんに、筑紫君が言う。

おじさんは、ステージの上へ上がる。

「おじさん、おめでとう♪
大事にして下さいね~♪」

「もちろんだとも!」

筑紫君からブロマイドを受け取り、おじさんはステージを下りて自分の席へ戻った。

「ラスト2つ
いったい、誰に当たるかな?」

そう言いながら、4枚目のクジを引く翔君。

「111番の椅子に座ってる方、俺の直筆サイン入り手鏡だ」

「きゃあああああ、翔~~~~~!!///」

翔君ファンの女性は、喜びながらステージへ上がる。

「おめでとうございます
大事に使って下さいね」

「うん、大事に大事にする!///」

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