テキストサイズ

角川学園-School Days-

第15章 恋のライバル編~夕陽の告白~

一旦、深呼吸してから再び口を開く。

「僕、小さい時からずっと郁君の事が好きなんだ!」

-郁視点-

「え!?」

突然の、夕陽君の告白に驚いた。

「僕も夕陽君の事が好きだよ」

多分、友達の好きだよね?

でも、夕陽君の真剣な表情は…。

「友達としても、兄弟としても郁君の事は好きだよ
でも、それと同時に恋愛としても好きなんだ…。」

やっぱり、恋愛の方だったか…。

「急に言われても、ちょっと…。」

「すぐに返事はしなくて良いよ
ゆっくり、考えて返事をしてほしい」

「うん
あと、好きになったきっかけ聞いて良い?」

僕としては、好きになったきっかけが知りたかった。

「ずっと一緒にいるうちに、いつの間にか好きになったってよくあるパターンだよ」

「そうなんだ」

「それと、出来れば返事は次のイベントまでにして欲しいんだ」

次のイベントって言うと、夏休みの…。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ