テキストサイズ

角川学園-School Days-

第17章 新しい家族編~郁の返事~

◇難波レストラン◇

「2人共
今日は5000円分の食事券あるから、3人で合計5000円までなら好きなの頼んで良いからね」

「は~い」

「隼のお兄さん、ありがとうございます」

僕達は、それぞれ料理を注文する。

「隼のお兄さん」

「ん?」

「隼から、プレミアチケットの件を聞きました
本当にありがとうございます
この御恩、一生忘れは致しません」

そう言って、僕に頭を下げる壮馬君。

「ははは(笑)
あと、お兄さんなんて堅苦しい呼び方じゃなくて、郁で良いよ」

「わかりました、郁さん」

壮馬君って、本当に礼儀正しい子だな。

「お兄ちゃん
壮馬君って、剣道かなり強いんだよ」

「そうなんだ」

そういえば、壮馬君は鞄以外にも竹刀袋も持ってたな。

「それに正義感も強くて、頼りになるし自慢の親友なんだ~」

「隼、恥ずかしいからそんなに言わなくていいぞ」

「えへへ、ゴメン」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ